新年早々にルベン・アモリム全監督の解任に踏み切ったマンチェスター・ユナイテッドは、クラブOBのキャリック暫定監督のもとでV字回復。初陣でマンチェスター・シティとのダービーを制すと、続けて首位アーセナルにも競り勝つなど好調を維持し、就任後の10試合で「23」ポイントを獲得している。現在はプレミアリーグで3位につけており、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が現実的だ。
しかし、キャリック暫定監督の現行契約は今年6月末までとなっており、来シーズン以降の体制については未定。ウェイン・ルーニー氏が「彼は選手たちに愛情を注ぎ、プレーの質は向上した。チームとしての連携は深まり、非常に強いチームになっている」と続投を支持する一方、ロイ・キーン氏は「シーズン終了まで全勝しても、私は彼に監督職を与えないだろう。その仕事に相応しい人物と確信できない」と発言するなど、クラブOBからは様々な声が挙がっている。
進退が不透明となっているキャリック暫定監督だが、選手たちからの信頼は厚いようだ。コートジボワール代表FWアマド・ディアロは「もちろん、選手である僕が将来を決める立場ではないけど、チームのために多くのことをしてくれている。彼は豊富な経験を持ち、クラブのことをよく理解し、DNAを引き継いでいる。僕たちは彼こそが適任者だと考えている」と続投支持を明言しつつ、次のように言葉を続けている。
「就任して以来、彼が勝利を目指し、来シーズンのCL出場権を獲得したいと選手一人一人に向き合いながら明確に語ってきた。
また、カメルーン代表FWブライアン・ムベウモもディアロに同調し、「彼のもとで良い経験を積んでいる。アマドが言ったように選手に最終的な決定権はないが、彼からできるだけ多くのことを吸収したいと考えているよ。彼はクラブのDNAを理解しているし、選手との接し方も心得ている。彼がこのクラブのことをよく知っているからこそ、物事がスムーズに進んでいるのだと思う。彼のもとで仕事ができて本当に嬉しいよ」と現指揮官への信頼を強調した。

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