AFC U-20女子アジアカップ2026・グループC第3節が8日に行われ、U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)とU-20オーストラリア女子代表が対戦した。

 今年9月にポーランドで開催されるFIFA U-20女子ワールドカップの予選も兼ねている今大会。
12チームが3組に分かれてグループステージを戦い、準決勝に進出した4チームにワールドカップの出場権が与えられる。2大会ぶり7度目の優勝を目指すヤングなでしこは初戦を6-0の大勝で飾ると、続く2戦も2-0で勝利し決勝トーナメント進出が確定。第3節では首位通過をかけて同じく連勝中のオーストラリアと対戦する。

 得失点差でオーストラリアを下回っているため、首位通過に向けては勝利が絶対条件となるヤングなでしこ。序盤から10番を背負う板村真央や田子夏海らを起点に攻め込むが、最終局面でラストパスやフィニッシュの精度を欠き、なかなかネットを揺らすことができない。すると、次第に細かいミスが目立ち始める中で迎えた39分、自陣でのクリアが小さくなったところを拾われ、オーストラリアのアヴァニ・プラカシュに先制ゴールを許した。

 それでも、ヤングなでしこは前半のうちに試合を振り出しに戻す。45+3分、ドリブルで持ち上がった朝生珠実から板村にボールが渡り、ボックス内へ絶妙なスルーパスが送られると、抜け出した福島望愛が深い切り返しから右足を一振り。狙い澄ましたシュートがゴール右隅に吸い込まれた。

 後半開始早々の54分、青木夕菜のインターセプトから松永未夢がボールをキープし、複数人に囲まれながらもドリブルでボックス手前まで侵入。スルーパスに抜け出した福島がこの日2ゴール目を記録し、ヤングなでしこが逆転に成功した。さらに65分には敵陣バイタルエリアでボールを奪った松永からボックス内へ走り込む田子へラストパスが渡り、一度はGKに阻まれるもこぼれ球を押し込みリードを2点に広げる。


 攻撃の手を緩めず、オーストラリアを押し込み続けるヤングなでしこ。81分には後方から丁寧にボールを繋ぎ、上手くライン間で縦パスを引き出した板村が大きく右へ展開すると、木村未来がカットインから左足でニアサイドにシュートを決めて3点差に。その4分後にはボックス内左でCKのこぼれ球を拾った木村がファーサイドネットに巧みなループシュートを沈めて5-1とした。

 その後、86分に1点を返されたヤングなでしこだったが5-2で試合を締め括り、グループステージ首位通過を決めた。

【スコア】
ヤングなでしこ 5-2 U-20オーストラリア女子代表

【得点者】
0-1 39分 アヴァニ・プラカシュ(U-20オーストラリア女子代表)
1-1 45+3分 福島望愛(ヤングなでしこ)
2-1 54分 福島望愛(ヤングなでしこ)
3-1 65分 田子夏海(ヤングなでしこ)
4-1 81分 木村未来(ヤングなでしこ)
5-1 85分 木村未来(ヤングなでしこ)
5-2 86分 デイジー・ブラウン(U-20オーストラリア女子代表)
編集部おすすめ