チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝ファーストレグが8日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス)とリヴァプール(イングランド)が対戦した。

 今大会、昨季王者のPSGは、リーグフェーズを4勝2分2敗の勝ち点「14」で11位フィニッシュし、決勝トーナメントプレーオフでモナコ(フランス)との同国対決を2戦合計5-4と制して、ラウンド16へ進んだ。
同ステージでは、FIFAクラブワールドカップ2025の決勝で涙を飲んだチェルシー(イングランド)を2戦合計8-2で粉砕。3シーズン連続で準々決勝に進んでいる。

 対して、リヴァプールはリーグフェーズの戦いを6勝2敗の勝ち点「18」で終え、3位でラウンド16へストレートイン。そのラウンド16では、リーグフェーズで苦杯をなめていたガラタサライ(トルコ)を2戦合計4-1で打ち破り、4シーズンぶりに準々決勝へ駒を進めた。

 両者は昨季のラウンド16でも対戦しており、当時はPK戦の末にPSGが勝利。この勢いのまま、クラブ史上初の“ビッグイヤー”を掲げた。

 2シーズン連続の顔合わせとなったゲームは、序盤の11分に動く。敵陣中央で前を向いたウスマン・デンベレがドリブルを仕掛け、左へ渡すと、ボールを引き取ったデジレ・ドゥエが、反転から右足一閃。ドライブ回転のかかった一撃がGKギオルギ・ママルダシュヴィリを打ち破り、PSGが先手を取った。

 以降も試合の主導権を握ったのはPSG。37分には自陣に相手を引き寄せるビルドアップから攻撃を構築し、左サイドのスペースをヌーノ・メンデスが突破。中央への折り返しを受けたドゥエがビッグチャンスを迎えたが、シュートはGKママルダシュヴィリに阻まれた。


 後半に入っても試合の様相は大きくは変わらない。53分にはボックス左でフヴィチャ・クヴァラツヘリアからスルーパスを呼び込んだヌーノ・メンデスがダイレクトで折り返し、デンベレがフリーで左足を振り抜いたが、シュートはクロスバーの上へ外れる。PSGは複数回にわたる決定機を仕留めきれず、嫌な雰囲気も漂ったが、65分に“待望の瞬間”を作り出す。

 敵陣左サイド大外の位置で起点を作ったジョアン・ネヴェスが、相手陣形の間を通すスルーパスを送ると、抜け出したフヴィチャ・クヴァラツヘリアがボックス内へ侵入。GKママルダシュヴィリも抜き去ってゴールへ流し込み、PSGがリードを広げた。

 続く70分にはボックス内でドゥエからのパスを受けたウォーレン・ザイール・エメリにシュートチャンスが到来したが、ここはイブライマ・コナテがスライディングでシュートを阻止。当初はPKの笛が吹かれたが、OFR(オンフィールドレビュー)の末に取り消しとなる。終盤に入った87分には、カウンターの流れから、デンベレがボックス右から右足を振ったが、シュートはポストに嫌われた。

 試合はこのままタイムアップ。スコア以上に内容面で力の差を見せつけたPSGが、本拠地『パルク・デ・プランス』で2点のリードを手にした。

 セカンドレグは14日、リヴァプールのホーム『アンフィールド』で行われる。

【スコア】
パリ・サンジェルマン 2-0 リヴァプール

【スコア】
1-0 11分 デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン)
2-0 65分 フヴィチャ・クヴァラツヘリア(パリ・サンジェルマン)

※記事掲載時はリヴァプールのホーム『アンフィールド』での開催と記載がありましたが、正しくはパリ・サンジェルマンのホーム『パルク・デ・プランス』での開催です。
お詫びして訂正いたします。(2026年4月9日8時10分)


【ハイライト動画】PSGがリヴァプールを内容面でも圧倒



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