これは、“アンダルシアの名門”の終わりなきクライシスだ。
そんななかで、カピタン(主将)を務めるグデリがインタビューに登場。最後のヨーロッパリーグ優勝を知る34歳は、「状況は明らかに良くない。セビージャというクラブはこんな状況に陥るべきではないけど、現実はこうだ」と苛まれつつ、「乗り越えるには、これ以上を求めることができないほどのセビジスタとともに、全員で力を合わせなければならない。オビエド戦でウォーミングアップに出たとき、まるでホームでプレーしているかのように感じられた。彼らには感謝しかない。残りの8試合、という“決勝戦”において、とても大きな存在だ。心配していないとは言わないが、この状況を乗り越えられると確信している」と胸中を明かした。
また、最終的にリーグ側が「断固として非難する」と声明を掲載するまでに至った、セビリア空港での一部サポーターによるバス囲みついて、グデリは「あのようなファンの反応を見ると、彼らを失望させてしまったという悲しみが込み上げてくる。セビジスタは、あんな敗北に値するようなことは何もしていないのだから。
そして、「結局のところ、僕たち人間は、物事がうまくいかないときに怒りを覚えてしまうものなんだ。僕自身、あれを肯定するわけではないし、良いことだとも思わないけど、理解することはできる。ときには、僕だって感情に支配されることがあるからね。怒った後で、『あれほど激しく怒るべきではなかった』と反省するんだ」と見解も示している。
この4年間で、計9人の指揮官をベンチに座らせたほか、クラブの存続が主力選手の売却によってでしか成り立たないほどの経営状況からも、混迷ぶりが窺えるセビージャ。“ELの盟主”とも呼ばれる名門として、「チーム全員がプレッシャーを感じているけど、その対象法も知っている。だからこそ、僕たちはプロのフットボーラーで、これだけの報酬を得ている」と口するグデリは、「このエンブレムを胸にピッチに立つたびに、全力を尽くさなければならない。そうすれば、この状況を乗り越えるだけの質が僕らにはある、と信じている」とラスト8試合を見据えている。
まずは11日、本拠地『ラモン・サンチェス・ピスフアン』にアトレティコ・マドリードを迎え入れるが、勝利で重苦しい雰囲気に一筋の光を与えられるのだろうか。

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