アストン・ヴィラに所属するイングランド代表MFモーガン・ロジャーズに対し、複数のクラブが関心を寄せているようだ。9日、イギリスメディア『テレグラフ』が伝えている。


 現在23歳のロジャーズは2019年夏にマンチェスター・シティの下部組織に加入し、複数回のレンタルを経て2024年冬にアストン・ヴィラへ完全移籍。トップ下や左右のウイング(WG)を主戦場にここまで公式戦通算115試合出場27ゴール24アシストという成績を残しているほか、2024年11月にデビューを飾ったイングランド代表でも確固たる地位を築いており、FIFAワールドカップ2026での活躍も期待されている。

 報道によると、国内のメガクラブはこぞってロジャーズの動向を注視しており、中でもマンチェスター・ユナイテッドからの関心が強いとのこと。ジェイソン・ウィルコックスFD(フットボールディレクター)はマンチェスター・シティのアカデミーマネージャー時代に同選手の獲得に関わっており、現在もその能力を高く評価しているという。また、マイケル・キャリック暫定監督にとってはミドルズブラ時代の教え子であり、両者の信頼関係は強いようだ。

 また、左WGの補強が今夏の優先事項となっているアーセナル、昨年夏に獲得したイングランド代表FWジェイミー・バイノー・ギッテンスが実力を発揮し切れていないチェルシーもロジャーズの動向を注視している模様。そのほか、リヴァプール、パリ・サンジェルマン(PSG)、バイエルンも獲得を検討しており、今夏の移籍市場で争奪戦に発展する可能性が高いと報じられている。

 アストン・ヴィラは昨年11月にロジャーズとの契約期間を2031年6月末まで延長したが、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権の有無に関わらず、今夏には財政的なプレッシャーに晒される見通しだという。そのため、適切な額のオファーが提示された場合には、売却を検討する可能性が高いようだ。契約解除金は設定されておらず、アストン・ヴィラの要求額はボーナス込みで総額1億ポンド(約214億円)以上に達するものと見られている。
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