プレミアリーグで3年連続2位に終わったアーセナルは昨年夏、総額2億5000万ポンド(約534億円)以上を注ぎ込む超大型補強を敢行。
イギリスメディア『BBC』は「5月にどんな栄光を手にしたとしても、それがミケル・アルテタ監督のこれまでの努力や野望の集大成になるわけではない。クラブは今シーズン終盤の結果に関わらず、夏をさらなる飛躍を遂げるためのチャンスとして捉えている」と指摘。その上で、クラブがいくつかの重要な決断を迫られていると強調している。
一つは2027年6月末で満了となるアルテタ監督の契約について。報道によると、すでに初期段階の協議が行われており、クラブのオーナー陣とアルテタ監督双方が契約延長に前向きとのこと。現在はタイトル獲得という大きな目標に集中するため交渉は中断されているが、シーズン終了後に再開される見通しだという。
もう一つは来シーズンのチーム編成について。8名が加入した昨夏ほどの大型補強は行われない見通しだが、クラブは万能型のサイドバック(SB)、セントラルMF、そして左ウイング(WG)の獲得を目指す方針だという。しかし、近年補強に多額の予算を費やしていることもあり、それぞれのポジションに即戦力を獲得するためには現有戦力の売却が必須になると見られている。
アーセナルはブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス、同FWガブリエウ・マルティネッリ、ベルギー代表FWレアンドロ・トロサール、イングランド代表DFベン・ホワイトの売却を検討しているほか、ともに下部組織出身のイングランド代表DFマイルズ・ルイス・スケリーとU-21イングランド代表MFイーサン・ヌワネリへのオファーにも耳を傾ける可能性があるようだ。生え抜きの両選手の売却により、クラブは1億ポンド(約214億円)程度の純利益を得られると考えているという。
一方、一部で去就不透明とも報じられているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアについては、アルテタ監督の意向により今夏は残留する可能性が高いと報じられている。

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