屋根上収納で車内に余裕!ルーフボックス&ルーフラックおすすめ11選+α!

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【概要】キャンプや車中泊におすすめのルーフボックス7点、ルーフラック4点、積載用バッグなどのアイテムを紹介。ルーフトップ収納の基本やルーフボックス、ルーフラックのメリット、デメリットも。

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車内はいつでも広く使いたい。しかしキャンプをするなら、それなりのギアは必要不可欠だ。では、そんなキャンプアイテムはどこに収納すればいい? 答えはそう、ルーフの上! ここでは、荷物が増えるキャンプアイテムを収納する“屋根上空間”を紹介しよう。

ルーフトップ収納の基本

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画像1: ルーフトップ収納の基本

スキーやスノーボードなど、ウインタースポーツを楽しむユーザー向けのギアだったルーフボックス。近年のアウトドアブームに合わせて、その用途は大きく様変わりをした。

そのなかでも一番わかりやすい例は、ルーフラック(カーゴラック、カーゴバスケット)だろう。

室内には積みきれない大型のボックスや、汚れたギアをそのまま積んで移動できるスタイルは、まず本格的な外遊びユーザーからの支持を集め、そのタフなルックスから、ライト層にまで人気のアイテムとなった。

実際に使用してみると、トランクに小分けした商品は取り出しやすく、キャンプ時の片付けもスピードアップした。

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画像2: ルーフトップ収納の基本

ただ、車中泊でのロングトリップを想定した使用なら、防水性やセキュリティに強いボックスタイプのほうが安心して使える場面が多いだろう。使用頻度や積載ギアなど、自分のキャンプスタイルにフィットする積載方法を見つけたい。

さまざまなタイプのルーフトップ。実際に取り付けるには、どんなプロセスが必要か? まずは知っておきたい屋根上積載における基本を解説しよう。

まず準備するのがベースキャリア

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画像: まず準備するのがベースキャリア

ルーフ積載をするには、基本となるベースキャリアの装着が必須となる。まずはルーフレールやフィックスポイント、レインガーターにフットと呼ばれる基礎を装着。

次に実際にボックスやラックを載せるクロスバーを取り付ける。クロスバーはメーカーによってサイズやデザインが異なるので、上に載せるアイテムに合わせて選択する。バーを取り付けると自転車やカヤックなどのキャリアも装着できるようになる。

屋根上収納の基本はこの2スタイル

ルーフボックス型

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画像: ルーフボックス型

ボックスタイプの利点は、高いセキュリティと防水機能、そして抜群の収納力にある。頻繁に車中泊を楽しむユーザーならば、大型のルーフボックスを常設してしまえば、車内空間は広々。ただし、風切り音もそれなりにあり、車高がアップするので、駐車場が限られる場面も増える。

ルーフラック型

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画像: ルーフラック型

小分けしたトランクボックスや、クーラーボックスなど、そのまま載せることのできるルーフラック。ルーフボックスより積載するアイテムは幅広いが、急な悪天候などの対策はしっかりとしておきたいところ。トランクを重ねるとそれなりの高さになるので要注意。

おすすめルーフボックス

屋根上収納といえば、たっぷりの収納力と悪天候でも問題なしの密閉力のあるルーフボックスが一番人気。そのなかでもカーネルがイチオシする製品をピックアップ!

ルーフボックスのメリット
・雨など悪天候でも中のアイテムが濡れない!
・鍵付きのものが多く、セキュリティもバッチリ!

ルーフボックスのデメリット
・車高が上がるので、立体駐車場が厳しくなる

Terzo ORCA 420(テルッツォ オルカ420)

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画像: Terzo ORCA 420(テルッツォ オルカ420)

真冬用の寝袋やタープなど、意外とスペースを必要とするキャンプ用品をすっぽり収納できる高さが魅力。

ボックスの表面にシボ加工が施してあり、装着する車種を選ばない落ち着いた雰囲気をもっている。取り外しが簡単なスマートクランプを採用。3サイズを展開。

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画像: タープやテーブルといった車外アイテムや、厚手のマットなど、季節によって使用しない物を収納するのにぴったり。

タープやテーブルといった車外アイテムや、厚手のマットなど、季節によって使用しない物を収納するのにぴったり。

【SPEC】
サイズ:180×77×44.5cm
開閉方向:両開き
容量:420ℓ
重量:17.5kg
価格:オープンプライス
【問】PIAA お客様相談窓口

INNO ROOFBOX320(イノー ルーフボックス320 BRM320MBK)

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画像: INNO ROOFBOX320(イノー ルーフボックス320 BRM320MBK)

人気のワンボックスカーなど、スクエアなモデル向けにデザインされた薄型のボックス。薄型ながら250ℓの収納力を誇る。

鍵を使ったダブルロックなど、セキュリティもバッチリ。立体駐車場など、高さが気になる車種に装着したい。

【SPEC】
サイズ:181×81.5×27cm
開閉方向:両開き
容量:250ℓ
重量:17kg
価格:8万2500円
【問】カーメイト

YAKIMA CBX16 SOLAR(ヤキマ CBX16ソーラー)

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画像1: YAKIMA CBX16 SOLAR(ヤキマ CBX16ソーラー)

アメリカで1979年に創業し、現在ではアメリカ本国で約4割のシェアをもつというYAKIMA。そんな同社のボックスに、同じくアメリカのサンフレア製ソーラーパネルが装着されているのがCBX16ソーラーだ。

容量は450ℓ。着脱には、ロックを解除したルーフボックスの中からアクセスが必要なので、盗難防止の効果も。さまざまなベースキャリアのクロスバーに装着が可能だ。

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画像2: YAKIMA CBX16 SOLAR(ヤキマ CBX16ソーラー)

大型のソーラーパネルには、USBポートを2カ所装備。エンジンのオンオフに関係なく、スマホやモバイルバッテリーなどが充電可能だ。オフロード色の強いブランドで、数多くのキャリアがラインアップされている。

【SPEC】
サイズ:約210×95×40cm
開閉方向:両開き
容量:450ℓ
重量:27.2kg
価格:21万9000円
【問】オートプロズ

THULE Motion XT XXL(スーリー モーション XT XXL)

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画像: THULE Motion XT XXL(スーリー モーション XT XXL)

610ℓの大容量で、タープやテントのポールなど最長215cmの長物がそのまま収納できる。エアロシェイプデザインは、風切り音の低減だけではなく、燃費を向上する効果も。

つかみやすいアウターハンドルや開閉をアシストするリッドリフト機構により操作も簡単。

フタを閉じると自動でロックするスライドロックを搭載する

【SPEC】
サイズ:232×95×47cm
開閉方向:両開き
容量:610ℓ
重量:25.5kg
価格:19万8000円
【問】阿部商会

THULE Force XT XL(スーリー フォースXT XL)

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画像: THULE Force XT XL(スーリー フォースXT XL)

スペース効率を最大に考えられたボックスは容量500ℓの積載能力をもつ。正しい取り付けをクリック音で確認できる内蔵トルクインジケーターにより、簡単な操作で手早く取り付けができる。

クルマのリアゲートの開閉時、接触を避けるためにルーフの装着は前寄りに考えられている。用途に合わせて6サイズを展開。

【SPEC】
サイズ:210×86×44cm
開閉方向:両開き
容量:500ℓ
重量:21.3kg
価格:14万3000円
【問】阿部商会 

INNO ROOFBOX31(イノー ルーフボックス314 BRT314MBK)

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画像: INNO ROOFBOX31(イノー ルーフボックス314 BRT314MBK)

ハイトールワゴンやジムニーといったコンパクトな車両に合わせた、スクエアデザインを採用。容量は240ℓと2名分のキャンプ用品をしっかり収納できる。

カラーはアウトドアギアのトレンドとなっているマッドブラックを採用。軽キャンパーは必見のアイテムだ。

【SPEC】
サイズ:140×70×34cm
開閉方向:両開き
容量:240ℓ
重量:10kg
価格:5万9400円
【問】カーメイト 

Terzo AERO CROSS LYDER 185(テルッツォ エアロクロスライダー185)

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画像: Terzo AERO CROSS LYDER 185(テルッツォ エアロクロスライダー185)

軽車両向けのコンパクトでスタイリッシュなデザインながら、他のモデルよりも内部に高さがあり、厚みのあるアイテムの収納が可能。開閉時の負荷を軽減するスプリングダンパーを採用。車高がある車両でも開閉がラクラク。

カラーはブラックとホワイトの2色で、車体に合わせてセレクトできる。キーロックシステムを標準装備する。

【SPEC】
サイズ:185×70×33cm
開閉方向:左開き
容量:270ℓ
重量:15.5kg
価格:オープンプライス
【問】PIAAお客様相談窓口

おすすめルーフラック+α

アウトドアギアの流行に合わせて、ルーフトップにラックを装着するユーザーが急増中。まさにいま人気のスタイルで、さまざまな形の荷物が積載できる! 合わせてルーフラック専用バッグも紹介!

メリット
・いろいろなサイズや形のギアを積み込める
・収納ボックスなどを使うと小分けしてアイテムを収納できる

デメリット
・悪天候時、防水対策をしっかりしないとNG
・ボックスよりも車高がさらに上がることも

〈忘れずに!〉積載にはネットやベルトが必須!

ルーフラックに荷物を積載する際には、ネットやベルトなど固定するギアが必要となる。汎用品も多く市場に展開されているが、メーカーごとに専用サイズを販売しているので、HPなどをチェックしてみよう。

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画像: ルーフラック全体を包み込むネットは、大きな荷物や細かいギアを多く積載する際に有効。

ルーフラック全体を包み込むネットは、大きな荷物や細かいギアを多く積載する際に有効。

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画像: 収納ボックスやバッグなど、同じ形のアイテムを積載する際はベルトのほうがスタイリッシュ。

収納ボックスやバッグなど、同じ形のアイテムを積載する際はベルトのほうがスタイリッシュ。

YAKIMA LOAD WARRIOR(ヤキマ ロードウォーリア)

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画像1: YAKIMA LOAD WARRIOR(ヤキマ ロードウォーリア)

汎用性の高いヤキマのカーゴは、ベースキャリアを選ばずに装着できる。さらに、別パーツを使えば本体サイズの延長や自転車キャリアなど、カーゴの上に装着できるアウターパーツが豊富なことも特徴の一つ。自分の趣味に合わせて組み合わせを考えられるのがうれしい。

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画像2: YAKIMA LOAD WARRIOR(ヤキマ ロードウォーリア)

汚れ物や高さがある物も積載できるのがカーゴバスケットの魅力。ヤキマ製品は、ベースの取り付けネジが内側にあるので、積載物を傷つける心配なし。

【SPEC】
サイズ:約122×99×16.5cm
重量:11kg
価格:5万5800円
【問】オートプロズ

Terzo ROOF BASKETRACK SLIM & ROOF BAG(テルッツォ ルーフバスケットラック スリム&ルーフバッグ)

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画像: ルーフバスケットラック スリム

ルーフバスケットラック スリム

コンパクトな軽SUV向けのスリムデザインを採用。ロゴ付きのフェアリングは整流効果を発揮し、風切り音を軽減する。シンプルなスタイルながら、タフさを演出するにはもってこいのアイテムだ。

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画像1: Terzo ROOF BASKETRACK SLIM & ROOF BAG(テルッツォ ルーフバスケットラック スリム&ルーフバッグ)

【SPEC】(ルーフバスケットラック スリム)
サイズ:120×92.5×15cm
重量:12kg
価格:5万9400円
【問】PIAA お客様相談窓口

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画像: ルーフバッグ

ルーフバッグ

キャンプ用品などを詰め込んで、そのまま積載できるルーフラック専用のバッグ。装着方法はラック前後に配置されたバックルベルトで固定するだけ。最大350ℓの大容量を確保。

表面を撥水加工した生地には、強度の強い600デニールのオックスフォードポリエステルを採用する。

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画像2: Terzo ROOF BASKETRACK SLIM & ROOF BAG(テルッツォ ルーフバスケットラック スリム&ルーフバッグ)

【SPEC】(ルーフバッグ)
サイズ:110×80×40cm
容量:約350ℓ
重量:約1.8kg
価格:1万5400円
【問】PIAAお客様相談窓口

RHINO-RACK X TRAY &PACKLINE BAG 37ℓ(ライノラック Xトレイ & パックラインバッグ37ℓ)

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画像1: RHINO-RACK X TRAY &PACKLINE BAG 37ℓ(ライノラック Xトレイ & パックラインバッグ37ℓ)

パウダーコーティングでブラックに塗装されたボディには、製品名である「X」のエンボス加工が施されている。

同社のキャリアだけではなく、さまざまなメーカーのクロスバーに取り付け可能なユニバーサルアタッチメントを採用している。

【SPEC】(ライノラック Xトレイ)
サイズ:148×109×15cm
価格:7万4800円(サイズ、価格はラージサイズ)
【問】エクシズルライン

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画像2: RHINO-RACK X TRAY &PACKLINE BAG 37ℓ(ライノラック Xトレイ & パックラインバッグ37ℓ)

完全防水型のアクセサリーバッグは、37ℓと60ℓの2サイズを展開。取り出しやすいように細かく収納してもよし! ビッグサイズのアイテムを防水収納するもよし! アレンジ次第でいろいろなシチュエーションで活躍することは間違いない。

【SPEC】(パックラインバッグ37ℓ)
容量:37ℓ、60ℓ
価格:1万454円
【問】エクシズルライン

INNO AERORACKSHAPER50(イノー エアロラックシェイパー50 INT577BK)

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画像: INNO AERORACKSHAPER50(イノー エアロラックシェイパー50 INT577BK)

ルーフボックスが同時に装着できる小型サイズのラックは、ミドルサイズのコンテナが2個積載可能。雨に濡らしたくない衣料やギアはボックスへ。使用頻度が高い屋外用アイテムはコンテナへと、選別しての収納が可能。アルミ製なので軽量でサビにも強い。

【SPEC】
サイズ:126.5×50.5×7.5cm
重量:6kg
価格:2万9700円
【問】カーメイト

ルーフラックに積むならこんなアイテムにも注目!

RIGHTLINE GEAR 4×4DUFFEL BAG 60ℓ(ライトラインギア 4×4ダッフルバッグ60ℓ)

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画像: RIGHTLINE GEAR 4×4DUFFEL BAG 60ℓ(ライトラインギア 4×4ダッフルバッグ60ℓ)

紫外線の焼けを防ぐUV保護PVCコーティングメッシュを使用した、積載専用のダッフルバッグ。フラップ付きのジッパーはウレタンコーティングモデルを採用し、雨の浸入をさらに防ぐ機能あり。

【SPEC】
サイズ:約64×30×33cm
容量:約60ℓ
重量:6kg
価格:1万2980円
【問】プロト

GORDON MILLER STACKING TRUNK CARGO LOW TYPE(ゴードンミラー スタッキング トランクカーゴ ロータイプ)

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画像1: GORDON MILLER STACKING TRUNK CARGO LOW TYPE(ゴードンミラー スタッキング トランクカーゴ ロータイプ)

バスケット用の積載で一番多く使われているのが、このトランクカーゴ。サイズやカラーの展開も多く、用途や好みに合わせて組み合わせは自由。ゴードンミラーから、積み重ねての使用が便利な30ℓのロータイプが追加となった。

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画像2: GORDON MILLER STACKING TRUNK CARGO LOW TYPE(ゴードンミラー スタッキング トランクカーゴ ロータイプ)

サイズ:約40×24×39cm
容量:18ℓ
価格:2580円
【問】ゴードンミラー

文:高梨達徳 
出典:カーネル2022年5月号vol.54 

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