巨人・岡本和真内野手(28)が24日、阪神へのリベンジを期した。25日からの阪神との3連戦(甲子園)に向けて移動。
4位に沈んだ23年の同カードは6勝18敗1分けで、甲子園の試合に限れば3勝10敗と苦戦。優勝した昨季は同カード12勝12敗1分けで、甲子園では4勝8敗1分けだった。シーズンの行方に影響を与える戦いであることは間違いない。「今年(試合を)やっていないのは甲子園だけですね」と、今季初の“聖地”での一戦を見据えた。
阪神は村上、デュプランティエ、ドラフト1位の伊原が先発予定。村上と伊原は奈良・智弁学園の後輩でもある。村上は2学年下で、4日の前回対戦(東京D)では二塁打を含む3打数1安打。ドラ1左腕とは高校時代の在籍はかぶっていないが、3月9日のオープン戦(甲子園)の練習中にあいさつされた。バットで先輩としての貫禄を見せつける。
打率3割4分1厘、7本塁打、20打点と圧倒的な存在感を放つ主砲。3番の吉川が開幕から好成績を残す中で、2試合連続で5番起用された大城卓が2試合連続弾を放っている。4番の脇を固める役者がそろうことで、勝負を避けられるケースも減っていきそうだ。現在、チームは2連勝中。「一試合一試合、勝てるように」と決意を込める大黒柱を中心に連勝街道を歩む。(宮内 孝太)