◆ウエスタン・リーグ 阪神―中日(26日・安芸)

 中日・金丸夢斗投手が先発し、プロ入り後最長となる6回を89球で2安打無失点の快投を見せた。昨年5月に腰を痛めた影響でじっくり調整してきたが、6イニング目にこの日最速タイの152キロをマーク。

「体力には自信がある。5~7イニングは投げたい」と話してきた通り、準備は整いつつある。

 関大時代のキャンプ地だった慣れ親しんだマウンドで、立ち上がりから危なげない投球を披露した。4回には味方の失策と四球で2死一、二塁を招いたが、長坂をスライダーで三ゴロに仕留めた。

 これで2軍戦は4試合に登板し、防御率1・29と潜在能力の高さを見せつけている。コンディション面の不安も解消されつつあるため、ゴールデンウィーク中にも1軍デビューする可能性が浮上してきた。

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