◆JERAセ・リーグ DeNA―広島(27日・横浜)

 広島は、機動力をいかした攻撃で先制に成功した。

 初回1死一、三塁から4番・末包の打席、フルカウントから四球を選んだが、この投球時に一走・小園がスタートを切り、捕手・松尾が二塁送球したことを確認して三走・羽月もスタート。

二塁ベース手前で送球を受けた牧は、本塁送球できず。足を絡めて得点を奪った。

 バウアーに対し、1番・田村、2番・羽月という今季初の組み合わせで臨んだ打線。初回、田村は初球を二ゴロ、羽月は7球粘って四球を選び、小園が初球を右前にはじき返して、1死一、三塁の好機をつくっていた。

 羽月は25歳の誕生日だった19日の阪神戦(甲子園)以来、今季2度目のスタメン。阪神戦では勝利に貢献する2点打を放ち、この日は持ち前の足で存在感を発揮した。

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