巨人の戸郷翔征投手が29日、東京ドームで行われた試合前練習から1軍に合流した。5月5日の阪神戦(東京ドーム)で1軍復帰登板を迎える。
戸郷は2年連続で開幕投手を務めた今季は3登板で0勝2敗、防御率11・12と苦しみ2軍に降格。18日のイースタン・西武戦(Gタウン)での抹消後初登板は6回無失点。25日の日本ハム戦(同)では6回2安打1失点。「桑田さんが僕に対して思っているようなことをいっぱい言ってくれてフォームの部分だったり真っすぐの見直し方だったり、いろんな調整方法について話し合いました」とファームでの期間について語り、「本当にいろんな方から連絡もいただきましたし、本当にいい期間になりましたね」と振り返った。
3回1/3で自己ワースト10失点KOとなった11日の広島戦(マツダ)以来24日ぶりに1軍のマウンドとなるが「今まではいろんなことを思いながらやってましたけど、もちろん思いすぎることもよくないですし、重要なところを抑えればおのずといいピッチングができると思うので、今まで考えすぎていた部分もあったのでいいピッチングができるようにね、頑張りたいと思います」。気持ちを新たに復活を遂げる。