◆米大リーグ ドジャース―マーリンズ(28日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースは28日(日本時間29日)、昨季開幕投手を務めたT・グラスノー投手(31)を右肩の炎症のため負傷者リスト(IL)入りさせたと発表した。

 試合前の会見でロバーツ監督は「タイラー自身も非常にフラストレーションを感じているが、我々も根本原因を探っているところである」と説明。

左肩の炎症で離脱中のスネルと合わせて左右の主力2枚が抜けた今後の先発ローテについては「明日はブルペンデー。水曜日にはトニー(ゴンソリン)を先発起用する予定だ。今後の計画は流動的である。正直なところ、これから1週間から10日間でどのように展開するかは読めない」と話した。

 5月2日(同3日)からは今季最長の10連戦が待ち受ける。「(ブルペンデーが)レギュラーになるとまでは言わないが、カスペリアスを先発にする選択肢もある。まだ確定はしていない」とロバーツ監督。開幕から4月は日程的な余裕があったこともあり、全員が中6日で先発を続けてきたが、指揮官は「6人目の先発候補が現状いないので、(5月は)6人ローテの可能性は低い」と語った。

 今季開幕投手の山本由伸投手(26)、佐々木朗希投手(23)もこれまで“日本流”の中6日で回してきたが、ロバーツ監督は「両投手ともに5日間隔で登板できる段階にきている」とし「昨年もこの時期に山本を5日間隔に移行させた。試合数が連続する状況を考慮し、休養日を減らすことも選択肢の一つだ」と明らかにした。

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