◇明治安田J1リーグ 第13節 清水2-0FC東京(29日・味の素スタジアム)
清水は敵地でFC東京を2―0で下し、J1では4年ぶりの3連勝を飾った。前半アディショナルタイム(AT)1分、FW北川航也(28)がPKを決めて先制。
チームで誰よりも元気な36歳が3連勝の立役者となった。乾は前半AT、味方からの落としを拾った際にペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。北川の先制ゴールをお膳立てした。
圧巻は後半34分だ。MF弓場から縦パスを受けるとドリブルを開始。股抜きで相手をかわすと、右足で落ち着いて流し込んだ。「たまたまだけど、点を取れたことは大きかった」。2試合ぶりの今季2点目は勝利を決定付ける一撃となった。
チームとしても価値ある1勝となった。本来センターバック(CB)を務めるDF蓮川が欠場。
次は5月3日にホーム・名古屋戦を国立で行う。勢いを持続し、J1では2014年以来の4連勝を目指していく。