◆明治安田J1リーグ▽第13節 横浜FC0―3鹿島(29日・ニッパツ)

 2位の鹿島は、17位横浜FCのホーム・ニッパツ三ツ沢球技場で勝ち点3を奪った。FWチャヴリッチが1ゴール1アシストをマークするなど、後半に3得点を奪った。

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 鹿島が首位に返り咲いた。横浜FCを3―0で一蹴し、その約1時間後に首位・京都が敗戦。3連敗による停滞を3連勝で巻き返し、首位の座に立った。

 前半はピッチの水撒きを最低限とした横浜FCの術中にはまり、パスが走らないことで満足な展開ができず0―0で折り返した。

 それでも後半4分、FWチャヴリッチの突破を相手DFがファウルで止め、PKを獲得。これをチャヴリッチが冷静に沈めて先制すると、22分にもチャヴリッチの突破から鈴木優磨が追加点。MF三竿健斗、MFターレスなど複数選手が絡んだ後半32分のオウンゴールで、勝利を決定づけた。

 鬼木達監督は「連戦の中選手は頑張ってくれた。サポーターのまるでホームのような声援で勇気づけられた」と試合を総括。前半の内容に首をかしげながらも「最終的に3点取れた。ただ、勝ちながら成長すること、そこに尽きる」とし、さらなる成長を誓った。

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