東京Vの城福浩監督が1日、クラブハウス内で浦和戦(3日・埼玉スタジアム)に向けて会見を行った。
現在2戦連続1―0で勝利し、2連勝中と復調を遂げている中、今節は4連勝中と好調の浦和と敵地で対戦する。
勝敗の鍵に挙げたのは相手のカウンターへのアプローチ。相手の印象について「最終ラインとアンカーに外国人選手がいて、前線にマテウスサビオがいて、その周辺に質の高い日本人がいて、メンバーが固定しつつある最近は、どのようにハードワークして、おのおのの特長を生かしていくか、個のレベルの高さを生かしていくかというのが、チームとして認識出来ているのが最近の浦和さんなんじゃないかなと思います」と分析。その上で「一番怖いのは相手のカウンターですね。ハードワークをして、ボールを奪った後のカウンターの精度は、スピードそのものもありますし、実際にかける人数とか、シュートに持っていく精度を含めると、どのチームも手こずっていると思う。そこに対して我々がカウンターを発動させないような攻め方が出来るのか、発動された時にどんな対処が出来るのかが、今回の一つの勝負の分かれ目になるかな」と気を引き締めた。