サウジアラビアのジッダで集中開催しているACLEの準決勝(4月30日)で強豪アルナスル(サウジアラビア)を3―2で下し、初めて決勝に進んだ川崎の長谷部茂利監督が1日、激闘から一夜明けてオンラインで取材に応じた。

 C・ロナウド(ポルトガル代表)ら強力攻撃陣を抑え、またもクラブの歴史を塗り替えた。

「ベスト4に入った時はホッとした。今回はホッとしたを超えてうれしい度合いが強い。選手へのねぎらいの、よくやったという思いです」とうれしそうに振り返った。選手の様子については「体は疲労困ぱいではあるけども、笑顔は絶えないという感じ」と明かした。

 3日午後7時半(日本時間4日午前1時半)からアルアハリ(サウジアラビア)と対戦する決勝戦に向け、「決勝戦は別。1位と2位は大きく違う。タイトルを取ると取らないは大きな違い」と強調した。勝てばアジア王者となる一戦へ「(選手には)やれるところまでやってもらいたい、というのが監督の気持ち。ただ選手は相当きついと思う」と話した。

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