◆陸上 静岡国際(3日、静岡・エコパスタジアム)
男子800メートルのタイムレース決勝で、日本記録保持者の駒大・落合晃(1年)が同種目今季2戦目に臨み、1分45秒16で2連覇を飾った。東京世界陸上(9月)の参加標準記録(1分44秒50)には届かなかったが、4月の学生個人選手権でマークした1分45秒88を上回り、「参加標準記録までは届かなかったんですけど、この前の個人選手権からしっかりタイムを上げられたことは一つ、評価できるのかなと思います」とうなずいた。
今季は大学に入学するなど環境が変わる中、同種目2戦連続で好タイムをマーク。「まずこの時期にしては、45秒前半で走れている。良い仕上がりをしていると思います。高地トレーニングをしたり、スタミナ的にもしっかりついてきている部分があるので、高校生に比べても力がついたなと思います」とまだまだ記録を狙っていく。
落合は昨年6月の日本選手権(新潟)を制覇し、同7月に日本記録(1分44秒80)樹立。今年4月に駒大に入学し、OBの田沢廉、鈴木芽吹(ともにトヨタ自動車)、篠原倖太朗(富士通)、佐藤圭汰(4年)が在籍する大八木弘明総監督の「Ggoat」にも加入。高いレベルで練習を積んでいる。