◆明治安田 J1リーグ▽第14節 浦和2―0東京V(3日・埼玉)
浦和が2016年以来、9年ぶりの5連勝を飾った。前半にFW松尾佑介、MF渡辺凌磨のゴールで2点を奪うと、このリードを保って勝利。
前半6分、左サイドでMFマテウスサビオからのパスを受けた松尾が、そのまま仕掛けてボックス内へ。東京VのDFも寄せてくる中で、横方向のドリブルにわずかなシュートモーションを加えながら中央まで侵入して右足でシュート。これが東京Vの選手にわずかに当たってネットを揺らした。
後半は東京Vに押し込まれる時間帯もあったが、同28分には途中出場したFW高橋利樹が裏に抜け出すと、東京VのDF谷口栄斗が手で倒して退場に。数的有利の状況を得たが、10人の東京Vに流れを奪われる展開に。しかし失点することなく、リードを守り切った。
また指揮官はサポーターが作り上げたホームの雰囲気をたたえ「相手チームも立ち上がりから、このテンションを感じながらプレーしていたと思います。このスタジアムのマジックが出たと思います。サポーターの方々とチームをたたえたいと思います」とも話した。