◆明治安田J1リーグ▽第14節 鹿島1―0町田(3日・カシマ)
鹿島は町田に1―0で勝利し、4連勝で首位固めに成功した。FW田川亨介が決勝点を挙げた。
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右サイドバックで先発した鹿島DF津久井佳祐が3試合連続の無失点勝利に大きく貢献した。
J屈指の突破力を誇る相馬勇紀と対等に渡り合い、終盤の町田の放り込みサッカーに対しても強さを発揮。濃野公人、小池龍太の離脱により不慣れなポジションでの起用が続くが、対人の強さを存分に生かしたプレーで存在感を示した。
殊勲の背番号23は「自分のところがカギだと思っていた。止められたかはわからないが、抑えられたのでよかった」とうなずき、「自分に与えられたタスクをしっかりこなすことだけを考えていた。スピードでいかれるところはあったけど、最後に粘って(ボールが)取れたりしました」と誇った。
終盤は足がつり、仲間に足を伸ばしてもらう場面もあったが「気合でした」とフル出場。FW鈴木優磨は「成長していると思いますし、鹿島らしい選手になってきた。頼もしく思います」と讃えた。