◆明治安田J1リーグ ▽第14節 鹿島1―0町田(3日・鹿島スタジアム)
町田はアウェーで鹿島と対戦し、0―1で敗れた。前半39分にFW田川亨介に先制弾を許し、最後まで追いつけなかった。
前半のシュート本数は0本、ボール支配率も33%にとどまるなど苦戦した。試合後の会見で黒田剛監督は「(前半終了)ラスト5分でカウンターから失点してしまったのは、試合が終わってみればすごく悔いが残るワンシーン。一瞬の隙を与えずにしていかければ、こういう拮抗(きっこう)したゲームをものにするのは難しいことを改めて学びました」と悔しそうな表情を見せた。
失点シーン以外は相手のシュートチャンスを未然に防ぐなど、苦しみながらも対応。「最終ラインのところは抑えられていた。そこまで決定的なところを作られたわけでもないし、フリーにしたわけでもない」と手応えも見せる。だからこそ1点が重くのしかかることになった。指揮官は「すぐにスキルアップするわけでもないし、色々難しい局面は続きますけど、トレーニングの中でリアリティをもって追求していくしか道はない。しっかりと選手たちと向き合いながら、1つ1つのプレー、パスシュートの1つに重みを持って、トレーニングを日々取り組みたい」と続けた。