◆明治安田J1リーグ▽第14節 清水0―3名古屋(3日・国立)
名古屋は前半36分、MF内田が上げた右サイドからのクロスをMF稲垣が技ありのヘディングシュートで決め、今季5点目で先制した。後半3分には、またも内田の右クロスから中央で相手DFのクリアがこぼれたところをMF和泉が右足で押し込んだ。
守っては初先発のGKピサノが完封。今季J1最多観衆となる5万2847人が見守った一戦で連敗を2で止め、今季最多の3得点で快勝した。チームは前2戦で、後半立ち上がりに失点を喫していた。4月25日の鹿島戦(0●1)は後半9分に知念に決勝点を許し、同29日の柏戦(1●2)では後半5分に細谷に逆転ゴールを許していた。
この日は1点リードの後半3分、5分に攻撃をたたみかけ、得点を重ねた。2点目を決めた和泉は「後半の入りで得点されることが多かったので、まずはそこを修正しようと、みんなで声をかけて入った。いい時間帯で取れた。こぼれてきたのはラッキーだけど、そこにいることも大事。相手の嫌なところにボールを入れていくことを今後も意識的にやっていきたい。それが結果、得点につながると思うので、いい試合になった」とうなずいた。