◆明治安田 J1リーグ▽第14節 浦和2―0東京V(3日・埼玉)

 浦和が東京Vに2―0と勝利し、2016年以来9年ぶりの5連勝を飾った。先制ゴールのFW松尾佑介は「今日は朝起きた時から気分がよかった。

それが試合に出たかな」と語り、好調な自身とチームへの手応えを明かした。

 前半6分、左サイドでパスを受けた松尾が、ドリブルでペナルティーエリア内へ。斜め後ろ方向に進みながらシュートコースを見つけ、右足でねじ込んだ。その後、チームはMF渡辺凌磨のゴールで追加点。後半は退場者を出した東京Vに押し込まれる時間帯もあったが、無失点で切り抜けた。

 今季チームは開幕から出遅れたが、4月12日の町田戦から本来左サイドを主戦場とする松尾を1トップ、MF渡辺をトップ下に据える形で5連勝。松尾のスピードを警戒した相手がDFラインを下げれば、2列目のMFマテウスサビオらも生きる、という好循環に。5連勝中に松尾も3ゴールと結果を残し「味方のためにプレーすることが、前の選手たちでできている」と手応えを語った。

 また松尾は「気分がよかった」理由については「(理由は)ないんですよね。ただ気分がよかったっす。気分がいいと頭もクリアになる」と説明。昨季のホーム鳥栖戦でも同様の“目覚め”を経験をし、その際もゴールを決めたと言う。

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