◆明治安田 J1リーグ▽第14節 京都2―3C大阪(3日・サンガスタジアム)

 京都は2点を先取するも、逆転を許して今季初の連敗を喫した。

 まずは前半12分、スローインからDF宮本優太がボールを受けると、ペナルティーエリア外中央からFW原大智へクロス。

見事に相手DF畠中槙之輔の頭を越えたボールを原が頭で合わせた。一度はGK福井光輝にはじかれたがこぼれ球にもう一度自ら詰めて先取点獲得。その14分には相手陣内でバックパスを奪い、MF平戸太貴がシュート。こぼれ球にMF松田天馬が素早く反応し、追加点をマークした。

 しかしその4分後、MFルーカスフェルナンデスに反撃の1点を許すと、43分にはFW古山兼悟にプロ初ゴールも献上して同点。後半20分にセットプレーからMF中島元彦に逆転弾を浴びて2点差をひっくり返された。

 試合後、曺貴裁(チョウ・キジェ)監督は「前後半通して我々のやりたいことがセレッソさんに対してできなかった時間帯が少ないくらい自分たちの良さを出していけたと思う。負けたことの理由を探すのはセットプレーとかそういうものだが、なかなか言葉が見つからないような試合。いい意味で切り替えて次戦に臨みたい」と内容を総括した。前節・G大阪戦後には「先取点、ボールの失い方やシュートで終われないと部分」を課題に挙げていた中で、この試合は改善には手応えを話し「その辺は短い期間で選手たちがしっかり修正して入ってくれたと思う」と、今季初の連敗にも前を向いていた。

編集部おすすめ