◆明治安田J1リーグ▽第14節 鹿島1―0町田(3日・カシマ)

 鹿島は町田に1―0で勝利し、4連勝で首位固めに成功した。FW田川亨介が決勝点を挙げた。

 採点と寸評は以下の通り。

鬼木達監督【6・5】厳しい台所事情の中、前半はスコア以上にチームとしてのレベルアップを感じさせた。中2日の次戦は真価が問われる

GK早川友基【6・0】ラスト15分間は大忙しも、守備陣との好連係で3戦連続クリーンシート達成

DF津久井佳祐【6・5】タイマン番長、この日も大仕事。気合や根性、負けん気が前面に出たが、土台にあるのはDFとしてのセンスと技術

DF植田直通【6・5】放り込まれれば放り込まれるほど、血が騒いだのではないだろうか。肉弾戦を制してシャットアウト

DF関川郁万【―】無念の負傷退場。少しでも早い復帰ができることを願うばかり

DF安西幸輝【7・0】津久井に目がいきがちだが、津久井と同等の守備水準を涼しい顔で発揮した上、100点満点のアシストまで。SBで勝った試合。MOM

MF三竿健斗【6・5】球際で強さを発揮し、中央エリアを封鎖。貢献度は高かった

MF柴崎岳【6・0】前半はボールを動かすことで相手を揺さぶり、主導権を握ることができた

MF荒木遼太郎【6・0】高い位置で受ける回数は限られたが、だからこその献身的影武者プレーは効いていた。そういう選手が報われることはターレス、田川が証明済み。そろそろでしょう

MFチャヴリッチ【6・5】決勝点を演出。攻撃面で足の速さ、守備面では足の長さが凶器に

MF鈴木優磨【6・0】前半は左で起点となりつつ、右、中央への出張時にシゴデキプレー。

守備にも奔走

FW田川亨介【6・0】待望の鹿島加入後初得点。「キッカケ」待ちの選手に「キッカケ」が訪れた。ここから

DFキムテヒョン【6・0】前半20分IN。緊急出場も、慌てることなくどっしりと

MF知念慶【6・5】後半15分IN。地上戦よし、空中戦よし。門番として君臨

MF松村優太【5・5】後半15分IN。終盤のプレー選択ミスは(監督もあの様子だったので)こちらから言うまでもないが、その前の中途半端クリアも反省点。正しく、ハッキリと

FWレオセアラ【5・0】後半31分IN。復帰戦。全くと言っていいほど良さは出なかったが、勝ったので「試運転終了」ということで

御厨貴文主審【5・5】序盤に定めたはずの基準が上にも下にも振れてしまった

※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ(採点・岡島智哉)

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