▼ACLE決勝 川崎0―2アルアハリ(サウジアラビア) (日本時間4日、キング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム)

 川崎は決勝でアルアハリに0―2と敗れ、アジア王者にはあと1歩届かなかった。前半35分、アルアハリMFガレーノに左ペナルティーエリア外から鮮やかなミドルシュートを決められて先制を許した。

さらに前半終了間際。左サイドバックのDF三浦が右膝付近を負傷し、一時的に一人少ない時間帯だった同42分、右からのクロスをMFケシエに決められ2失点目。後半は攻勢を強めたが、得点を奪うことはできなかった。

 前身大会のACLから2・5倍となった優勝賞金の1000万ドル(約14億4000万円)には届かなかった。しかし準優勝でも賞金は400万ドル(約5億7600万円)。これは23年にACL優勝を果たした浦和が得た優勝賞金(400万ドル)と同額だ。また準決勝までの分配金などを含むと、計660万ドル(約9億5000万円)を獲得するとみられる。J1リーグの優勝賞金3億円を大きく上回る賞金と、アジアの戦いを通じて得た貴重な経験を、今後のクラブ発展につなげていくことになる。

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