東京Vの城福浩監督が4日、横浜FC戦(6日・味スタ)に向けて記者会見を行った。

 3日の浦和戦(0●2)から中2日で迎える一戦。

東京Vは4月25日のC大阪戦から29日に岡山戦、3日の浦和戦、6日の横浜FC戦と中3日以内で4連戦を戦っている。一方で対戦相手は、浦和が中7日、横浜FCも中6日と調整の日数に差がある。指揮官も「連戦の中で2試合続けて相手が大きく休みが取れているのは僕の経験上でも珍しいなと思います」と言う。

 ただ、そこを言い訳にするつもりは毛頭ない。「だからこそ勝ってやるという思いでやるんですよ。だからこそ、走ってやると。見てろよというくらいのメンタリティーがないとダメだと思います」と決意を口にした。

 チームの苦境も乗り越える。浦和戦で3バックの中央を担ってきたDF千田が負傷し、DF谷口も一発退場で今節は出場停止。主力のDF林も負傷欠場が続いており、センターバックの3枚を欠いて臨むことが予想される。それでも、指揮官は「だからこそ見てろよと、それは当該の選手だけではなく、我々もそう思わないと、本当にそういうマインドにならないので。これを乗り越えて見せる、そのためにやってきたでしょ? そういうエネルギーに満ちた状態でピッチに立たせてやりたい」と、出番の少なかった選手の奮起を促しながら、チーム一丸で戦う姿勢を示した。

編集部おすすめ