横浜FMは5日、ヘッドコーチ(HC)だったパトリック・キスノーボ氏が新監督に就任すると発表した。
クラブを通して、キスノーボ新監督は「本当に光栄であり、とても興奮しています。
歴史があり、熱狂的なファン・サポーターを持つ、このような名門クラブの指揮をすることは、私にとって夢のようです。この場を借りて、ファン・サポーターの皆さんのこのクラブに対する揺るぎない忠誠心と献身性に感謝したいと思います。皆さんのその情熱こそが横浜F・マリノスを特別なものにしているのであり、思い出に残る瞬間を皆さんと一緒に作れることを楽しみにしています。私の目標は、魅力的で競争力のあるサッカーをするだけではなく、皆さんが大切にしている価値観を体現できるチームを育むことです。チームとそれを支えるマリノスファミリーとの強い結びつきを築きながら、ともに成功を目指していきたいと考えています。サッカーは私たち全員を結びつけることができます。皆さんと関わりながら、クラブに成功をもたらすことができるような良い環境をつくっていければと思っています。これから始まる旅にワクワクしていますし、待ちきれません。ともに闘いましょう!」とコメントした。
4月18日にスティーブ・ホーランド監督の電撃解任が発表され、その後のリーグ浦和戦、サウジアラビアで開催されたACLE準々決勝・アルナスル戦は、ヘッドコーチのキスノーボ氏が暫定的に指揮していたが、正式に監督に就任し、11日の敵地・C大阪戦に向けて準備を進めていく。
チームは現在リーグ戦3連敗&7戦未勝利。開幕12試合わずか1勝(5分け6敗)で、2002年第2ステージ3節以来、1ステージ制ではクラブ史上初の単独最下位となっており、新体制で巻き返しを図る。
なお大島秀夫アシスタントコーチがHCに就任することも合わせて発表された。