◆明治安田J1リーグ▽第15節 福岡1―0鹿島(6日・ベススタ)

 鹿島はFWレオセアラの今季9得点目による決勝点で、福岡を1―0で下した。前節の町田戦(1〇0)から中2日で行われたアウェー戦を制し、今季初の5連勝とした。

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 中2日での九州遠征とあって、鬼木達監督は前節の町田戦からスタメン5人の変更を決断。鈴木優磨や植田直通、安西幸輝らの中軸を残しながら、フレッシュなメンバーを送り出した。

 しかし前半27分、町田戦で今季初ゴールを決めたFW田川亨介の頭部に相手のクリアボールが直撃。田川はプレー続行不可能となった。町田戦のDF関川郁万に続き、2試合連続で前半のうちに負傷者が発生する事態となった。

 それでも代わって入ったFWレオセアラが、抜け出しからPKを獲得。自らキッカーを務め、左下に沈めて前半のうちに先制点を奪った。

 後半もチャヴリッチの突破やセットプレーからチャンスを伺いつつ、初先発のDFキムテヒョン、ボランチでコンビを組んだMF舩橋佑、知念慶らが要所で踏ん張り、相手にリズムを与えず。4試合連続のクリーンシートで、レオセアラの先制点を守り抜いた。

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