◆明治安田J1リーグ▽第15節 神戸1―3C大阪(6日・ノエビアスタジアム)
C大阪がMF上門知樹、MF柴山昌也の今季初ゴールなどで神戸を下した。
前半は持ち前のハイプレスからカウンター、ロングボールからチャンスを演出する神戸に試合のペースを握られた。
試合が動いたのは前半アディショナルタイム。まずはCKから神戸のFW宮代大聖に2試合連続の得点を決められる。先取点こそ許したがその直後、MF喜田陽がDFラインの背後へボールを供給すると、抜け出したMF上門知樹が左足をダイレクトで合わせて今季初得点をマーク。すぐさま同点に追いつき、1―1で後半戦を迎えた。
後半は一進一退の攻防が続いた。C大阪がMFルーカスフェルナンデス、FW中島元彦を同時投入すれば、神戸もFW大迫勇也を送り、両チームともピッチ内の活性化を図る。すると38分、左サイドを抜け出した中島から中へクロス。FWラファエルハットンが落としたボールに途中出場のMF柴山昌也が左足でシュートをうまくコントロールし、今季初得点を記録した。アディショナルタイムの同51分にはFWラファエルハットンがダメ押しの3点目を決めた。
アウェーの地で神戸を下して今季初連勝。負傷者続出でベンチメンバーも19人の中で2試合連続の逆転勝利を決めた。