◆明治安田 J1リーグ▽第15節 清水0-1柏(6日・三協フロンテア柏スタジアム)

 清水は敵地で柏に0―1で敗れ、今季3度目の連敗を喫した。後半7分に先制点を献上。

懸命に同点を狙いにいったが、厳しい判定もありゴールは奪えなかった。

 リーグ最少失点の柏の壁は予想以上に厚かった。前半はスコアレス。秋葉忠宏監督(49)は後半、FW北川、MF乾、MF松崎ら主力を順次投入し攻勢を強めた。同22分には背後に抜け出した北川がGKと交錯。こぼれを拾った乾がGKを置き去りにして絶好機を迎えたが、ゴール前に待機していた元清水のDF犬飼にはじき出された。

 終了間際の同41分にはFWドウグラスタンキがCKからヘディング。188センチの大砲が捉えたボールはネットを揺らしたが、直前に相手を押したプレーがVARの末ファウルと判定され、同点弾は幻となった。指揮官は「あれがファウルと判定されると、全てのプレーがファウルになってしまう」と厳しい表情で指摘した。

 次節は11日、ホームで町田と対戦する。MF宇野は「次につながる試合になった。これをポジティブに持っていく取り組みをしていかないと」と顔を上げた。

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