◆明治安田J1リーグ ▽第15節 柏1―0清水(6日・三協F柏)

 柏はホームで清水と対戦し、1―0で勝利した。首位の鹿島と勝ち点4差の2位。

 前半は清水に押される時間帯もありながら、後半7分にDF古賀太陽のスルーパスからMF仲間隼斗が抜け出し左クロスを上げ、FW垣田裕暉が右足で合わせて先制。そのまま逃げ切った。リカルド・ロドリゲス監督は「清水さんの守備が固いが故に、なかなかゴールを割ることができなかった前半だった。先制点を取れたのは大きなキーポイントだった。試合終盤、1―0で終わらせるため守備を固める苦しい時間がありましたけど、チーム一丸となってその時間帯を乗り越えることができた。素晴らしい価値のある勝利」と振り返った。

 決勝点を決めた垣田は今季チームトップの4点目。20年にJ2徳島で共闘した際は、垣田はリーグ3位の17点を記録。当時、ともにクラブをJ1昇格へと導いた27歳について、「今日の垣田のプレーはとても素晴らしかった。点を取る重要な仕事を彼はやりとげてくれました」と称賛。得点力だけでなく、「彼の評価、価値はその部分だけでなく、攻撃においてのコンビネーションのプレーでの関わりもそうですし、守備においてしっかり前からプレスに行くというところでも、あらゆる面で高いパフォーマンスを彼は表現してくれた」と守備面での貢献もたたえた。

 なお、前回の名古屋戦(2〇1)で決勝点を挙げたFW細谷真大はこの試合でベンチ外。

2日に柏市内で行われた公開練習には参加していたが、指揮官は「体調不良によって今日の試合に関してはプレー出来るコンディションではなかったが故に、招集から外した」とその理由について説明した。

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