横浜FMのFW宮市亮が9日、最下位からの巻き返しを誓った。

 J1第16節のC大阪戦(11日・ヨドコウ)に向けて横須賀市内で全体練習を行った後に取材対応。

サウジアラビアで開催されたACLE準々決勝でアルナスルに1―4で敗戦してから最初のリーグ戦となるC大阪戦は、キスノーボ新監督で迎える初戦でもある。

 現在、リーグ最下位からの浮上に向けて重要な一戦にもなるが、宮市は「この期間でしっかり準備出来たかなと思います。(ACLEで)敗戦して悔しい思いはありますけど、新たな体制となって、しっかり前を向いてリーグ戦だけにフォーカス出来ると思うので、ポジティブにやっていくだけ。僕らより後ろはいないし、もう上がっていくだけなので。失うものは何もないと思うし、ACLが終わってから準備してきたものをしっかり出せるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

 4月20日の浦和戦で脳しんとうで途中交代したためACLEは欠場となったが、C大阪戦に向けては問題ないとした。C大阪戦の後は、柏(14日)、京都(17日)、神戸(21日)、鹿島(25日)と中3日以内で上位陣とのホームでの連戦が予定されており、ここで連勝となれば十分に勢いを付けることが出来る。「チームが同じ方向を向いて、みんながやることを整理して、それに向かってコミットする。ACL終わってからの毎日のトレーニングは本当にみんながコミットして、同じ方向を向いてハードワーク出来たと思うので、そこをどれだけ出せるかだと思う。アグレッシブさを見せていくだけ」と強調。チーム一丸で苦境を打破する。

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