横浜FMが9日、J1第16節のC大阪戦(11日・ヨドコウ)に向けて横須賀市内で全体練習を行った。
サウジアラビアで開催されたACLE準々決勝でアルナスルに1―4で敗戦してから最初のリーグ戦となるC大阪戦は、キスノーボ新監督で迎える初戦でもある。
また、敵地C大阪戦は11年の勝利を最後に11試合連続で未勝利(4分け7敗)と鬼門と化しているが、主将のMF喜田は「相性とか、アウェーで何年勝っていないとか耳にはしますけど、選手も変わっていますし、そこまで選手は意識していない」とした上で、「データがあるのであれば、ある意味試されているのかなと。こういう状況で一発目、乗り越えられるのかと、ある意味面白いなと。そこ越えられたら本物でしょ? というくらいにしか思っていないので」と意気込んだ。
ACLEでの敗戦から新体制で準備を続け、C大阪戦から始まる5月の6試合を浮上へのきっかけとしたいところ。「この期間もみんなで前向きにいい強度でいい練習が出来ている。そこを肯定してくれるのが結果だと思うし、選手のメンタリティーにも影響してくるので間違いなく大事。ここから短い間で試合が続いていくので、ここでどれだけ勝ち点もそうですし、自分たちの姿勢を示せるかというのは、シーズン通しても分岐点と言ってもいいところだと思うので、そういった気持ちでみんなの思いを乗せて戦いたい」と、強い覚悟をにじませた。