スポーツ報知では、関東大学サッカーリーグの魅力を伝える企画を随時掲載する。第3回は明大のDF桑原陸人(3年)がインタビューに応じた。
* * *
偉大なDNAの系譜をたどる。明大はFC東京の日本代表DF長友佑都を筆頭に、ハノーバーの元日本代表DF室屋成ら欧州や代表で活躍するサイドバック(SB)を多数輩出している。同じくSBを本職とする桑原は、「長友選手の泥臭さ、力強さ、前を向いてはいつくばってでも進むところは、部活動に入った人しか分からないものはあると思う」と、レジェンドと重ね合わせた。
明大では毎年ポジションごとの基準が提示される。SBではクロスの質、運動量、声、対人の強さなどが求められるといい、「1つや2つでなく、全部クリアできるようにする」と目標を掲げる。基準は高いが、「明治のSBとして恥ずかしいプレーはもちろんできない。明治でサッカーをしている限り、偉大な先輩のように自分もなれる可能性がある。そこにチャレンジしたい」と言葉に力を込めた。