◆明治安田J1リーグ ▽第17節 町田3―0柏(17日・Gスタ)

 柏はアウェーで町田と対戦し、0―3で敗れた。

 横浜FM戦(2〇0)から中2日なこともあり、リカルド・ロドリゲス監督は先発を6人変更。

MF戸嶋祥郎が今季初先発となった。他にはFW細谷真大、FW仲間隼斗らが、今節は先発に名を連ねた。

 雨の降りしきる野津田で柏は苦戦を強いられる。雨でぬれたピッチの対応に苦戦し、前半は後手に回る展開。ロングボールを蹴って攻撃を展開する相手を封じることが出来ず、持ち味のパスサッカーも威力が半減した。

 前半4分、MF仙頭啓矢の左足ミドルシュートをGK小島亨介がはじきゴール前で混戦になると、最後はDF林幸多郎に押し込まれた。さらに、同16分には林の左クロスからFWオセフンの体に当たった球はGK小島亨介の股を抜けてネットの中へ。試合開始から20分もたたないうちに2点ビハインドとなった。

 ロドリゲス監督は前半37分の段階で戸嶋をMF山田雄士、MF中島舜をMF久保藤次郎に代えて、打開を図る。しかし、前半アディショナルタイム(AT)にエリア内で与えられたファウルからのPKを、FWナサンホにゴール左上に沈められた3点目。今季最多の失点数を前半のうちに与えてしまった。

 後半開始の際にもFW垣田裕暉、DF原田亘を投入し、反撃を試みた。

しかし、球際や1対1で町田の強度を上回ることが出来ず、決定的なチャンスをなかなか作れず。無敗記録は11試合で止まり、1996年に樹立したクラブ記録の12試合無敗まであと一歩届かなかった。無得点は第7節東京V戦(0△0)に続き、今季2度目となった。

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