◆明治安田J1リーグ ▽第17節 町田3―0柏(17日・Gスタ)
柏はアウェーで町田と対戦し、0―3で敗れた。前半4分にDF林幸多郎に先制弾を許すと、同16分に林のクロスからFWオセフンに合わせられて2失点目。
雨のピッチでパスが思うように通らず、相手の積極的なプレスに序盤から苦戦。早々に失点を重ねた。リカルド・ロドリゲス監督は「まずは町田さんをたたえたい」と切り出すと、「キックオフから良いプレーをしていました。そして決定力の高さを試合の立ち上がりのところで証明していた。ゴールネットを揺らすことが出来ず、とても残念な敗退になりました」と総括。しかし、ピッチ状況が悪い中でも奮闘した選手を「選手たちはやるべきことをやろうと最善の努力をしてくれたと思います。感謝しています」とねぎらった。
一方で、中2日で行われた過密日程についても会見で言及。「今からコメントすることは決して言い訳とは捉えて欲しくはありません」と前置きした上で、「選手たちはロボットではありません。過密スケジュールはケガのリスクを高めてしまうことにつながります。
過去に清水(1〇0)と横浜FM(2〇0)が中2日で柏戦に臨んだことにも触れ、「我々にとってはメリットがありましたけど、清水さん、マリノスさんにとっては、とてもリスクのあるスケジュールだった」と話す。この試合でも先発を6人入れ替えるなど、選手の疲労とけがの危険性を考慮した上でのメンバー選び立ったことも明かし、「Jリーグのクオリティーをさらに高めたいのであれば、このスケジュールの部分も改めてしっかり考えて欲しいと思います」と訴えた。