ドイツ1部最終節が17日に行われ、フライブルクのMF堂安律はフランクフルト戦にフル出場し、前半27分に先制点を挙げて今季10ゴールに到達した。チームは1―3で逆転負けし、5位で終えた。

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 欧州CL出場権(4位以内)に、勝ち点2及ばず。最終節でドルトムントにかわされ、5位でシーズンを終えた。

 堂安にとっては飛躍の1年となり、10ゴール7アシストをマークしたが「個人の結果はどうでもよかった。チームが勝てればと思って全て出し切ったつもりなので…まあ悔いは無いですし、フェアな結果だと思います」と敗戦を受け入れた。

 今季のチームの成長については「得点の取り方のバリエーションが増えてきてる中、すごく将来性があるサッカーを見せていたと思う」と胸を張り、自身の成長についても「サッカーというものを分かってきて、どこにボールが動いてくるか、どうやったら点が入るか、疲れていてもどこを守っていけばいいかなど、そこら辺は一年通して良くなったかなと思います」と自信を示した。

 来季の去就は未定。ドイツ国内では、ドルトムントやフランクフルトからの関心も伝えられており、ステップアップも視野に入る。堂安は「このクラブのおかげで、このクラブとともに成長することができました。何とか一つ、(CL出場権獲得で)恩返したいと思ってましたけど…しょうがないですね」と語った。

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