ドイツ1部最終節が17日、各地で行われ、マインツのMF佐野海舟は、2―2で引き分けたレバークーゼン戦にフル出場し、チームは6位で来季の欧州カンファレンスリーグ出場権を獲得した。
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海外初挑戦となった1年で、佐野海舟が充実のシーズンを送った。
24年夏に鹿島から加入したMFは、リーグ戦全34試合に先発出場。チームの6位躍進に大きく貢献した。リーグ全体で、全34試合の出場は佐野を含めて12人しかいなかった。
加入直後からチームの信頼を勝ち取ると、中盤でチームの支柱を務め、途中交代も第1、3節の2試合のみ。4節以降は、フルタイム出場を継続した。
リーグ公式サイトが公開する「総走行距離」のランキングでは、ドイツ1部全選手でトップとなる393・7キロを記録した。2位はバイエルンMFキミッヒの390・4キロだった。