FC東京は20日、ルヴァン杯3回戦・湘南戦(21日、レモンS)に向けて小平グラウンドで調整した。3月20日の1回戦・奈良戦(1〇0)、4月16日の2回戦・大宮戦(3〇1、延長)に続く先発入りを狙うMF東慶悟は「なによりも勝ちたい気持ち、やらせない気持ち(が大事)。
チームは17日のリーグ・浦和戦(埼玉)で終了間際に2失点し、逆転負け。その試合では出番はなかったが、リーグ399戦出場の34歳は「一発勝負だともうそれで終わってしまう。際のところ、守るところ、寄せる一歩、うまく付ききるかどうか、その辺はこだわらないといけない」と語った。
全員がハードワークすることが売りの湘南が相手。「そこ(ハードワーク)で負けると難しくなる。うまく(相手に)躍動感が出ないようにこっちも戦わないといけない」と気を引き締める。「一個のミスで一気に流れが変わるスポーツ」とし、「極力簡単なミスを減らしながら、チャレンジすることはある程度やっていかないといけない。その辺のバランスが大事」と背番号10がタイトルに向け、かじ取り役を担う。