鈴木唯人、フライブルクが加入を正式発表　「背番１４」に　“先輩”堂安律は「日本のビッグスター」
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　ドイツ１部フライブルクは２０日、デンマーク１部ブレンビーに所属するＭＦ鈴木唯人（２３）の加入を正式発表した。背番号は１４。

１８日付のスカイスポーツ・ドイツによると、移籍金は７００～８００万ユーロ（約１１・４億～１３億円）の見込み。鈴木はトップ下などをこなす攻撃的選手で、今季デンマークリーグで３０試合１１得点と活躍。６月の最終予選２試合に向けた日本代表にも、自身約１年ぶりのメンバー入りが濃厚となっている。

　クラブは公式サイトでインタビューの動画をアップ。鈴木は「とてもここにこられてうれしい。ファンの前でプレーできることを興奮している。フライブルクはビッグクラブで、私はブンデスリーガでプレーしたいと思っていた」などと話した。また現所属の日本代表ＭＦ堂安律とはコンタクトを取っていたか、という質問には「フライブルクについて聞きました。彼（堂安）はとてもいいクラブだと。彼は日本のビッグスターなので、多くのことを学びたい」と話した。

　パリ五輪世代の有望株である２３歳ＭＦは千葉・市船橋高から２０２０年、Ｊ１清水に入団。２３年にフランス１部ストラスブールへの半年間の期限付き移籍を経て、一時復帰した清水（当時Ｊ２）から２３年夏に４年契約でブレンビーに加入した。

フライブルクでは、去就が未定の堂安に代わる攻撃的役割が期待されている。欧州５大リーグでさらなる飛躍を期す。

　◆鈴木　唯人（すずき・ゆいと）　２００１年１０月２５日、神奈川・葉山町生まれ。２３歳。市船橋高（千葉）から２０年に清水入りし、プロ１年目に３０試合出場。２３年１月にフランス１部ストラスブールに期限付き移籍を経て、同年８月にデンマーク１部ブレンビーに完全移籍。日本代表通算１試合０得点。１７５センチ、７０キロ。右利き。

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