ロバーツ監督、山本由伸は「我々のエース」　４連敗ストップへ注文「初回をゼロで」 (2025年5月21日)

◆米大リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス（２０日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム） ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２０日（日本時間２１日午前１１時１０分開始予定）、本拠地・ダイヤモンドバックス戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。ＭＬＢ全体で単独トップの１７本塁打を放っているが、２戦連発の１８号に期待がかかる。先発のマウンドには６勝目を狙って山本由伸投手（２６）が上がる。 ドジャースはここまで今季ワーストの４連敗中。投手陣は５試合連続で初回に失点するなど、苦しい展開の試合が続いている。この日は開幕投手も務めた山本が先発とあって試合前のロバーツ監督は「彼は我々のエースである。直近２試合の内容はよくなかったが、今季のスタートは素晴らしかった。今日のような日にはエースとして連敗を止め、長いイニングを投げてくれることが求められる。彼に対する期待値が非常に高いため、（直近２試合は）それ以下だと感じるだけだ。彼は十分良いパフォーマンスをしているが、我々の期待には届いていないということで、それは彼の能力への称賛である。今夜ヨシは非常に良い投球を見せてくれると思う」と期待を込めた。 初回に点を奪われて流れに乗れない試合が続いているとあって指揮官は「初回をゼロで抑えることは非常に助かる。我々の打者陣は正直なところかなりフラストレーションが溜まっている。それは投手側にとっても同様にストレスが溜まる。したがって、初回ゼロでのスタートは非常に重要である」と注文をつけた。