◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス(22~25日、愛知・中京GC石野CC=6642ヤード、パー72)
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長が21日、愛知・豊田市内で取材に応じ、女子プロゴルファー3人と既婚者の男性キャディーの不倫問題を受けて20日に処分を発表したことについて「たくさんの皆様にご迷惑とご心配をおかけして本当にすみませんでした」と謝罪した。
JLPGAは、3月に既婚者のキャディー、栗永遼氏との不倫疑惑が報じられた川崎春花(村田製作所)、阿部未悠(ミネベアミツミ)、小林夢果(ヨコハマタイヤジャパン)に厳重注意と今年度に開催される新人セミナー第1日目から第3日目の受講を義務づけたと発表。
小林会長は「事実確認と調査をして、協会のコンプライアンス違反に該当したので、所定の手続きを経て相応の処分をしました」と説明。処分の内容などに関しては「個人のプライバシーなので言えない。発表が全てです」とし、栗永氏に下した「9年間」の期間についても「総合的な判断です」と話した。
今後に向けて、小林会長は「コンプライアンスの周知を選手、キャディーと協会全体でさらに徹底したい」。今大会に出場する3選手について「本人たちが一番今回自覚してると思う」と、反省と今後の活躍に期待を寄せた。