◆大相撲夏場所11日目(21日、東京・両国国技館)

 小結・若隆景(荒汐)が、綱取りを目指す大関・大の里(二所ノ関)に寄り倒され、3敗目となった。もろ差しとなって出て行ったが、右上手からの投げで体を預けられ、土俵下に落ちた。

 前日は、右膝に大けがを負う前の23年初場所以来となる三役での勝ち越しを決めた。初日に横綱・豊昇龍(立浪)、9日目は東前頭2枚目・阿炎(錣山)にそれぞれ敗れたが、鋭い出足からの相撲が戻ってきている。この日は惜しくも敗れたが、残り4日で大関への足がかりにしたい。

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