伯桜鵬、横綱初挑戦で金星ならず　初めての結びに「盛り上がりも雰囲気も全然違った。役力士は精神力がすごい」
腰砕けで豊昇龍（右）に敗れた伯桜鵬（カメラ・安藤　篤志） 画像（1枚）

◆大相撲　▽夏場所１１日目（２１日、東京・両国国技館）

　東前頭７枚目・伯桜鵬（伊勢ケ浜）は、横綱初挑戦で金星とはならなかった。横綱・豊昇龍（立浪）を土俵際まで追い込んだが、腰砕け。

あおむけになった土俵上で、悔しさをにじませた。「もう一歩詰められていれば。負けてしまっては意味がない」と唇をかんだ。

　３敗に後退も、結びの一番を初めて経験。「幕内で何番目に相撲を取っても同じだと思っていたが、土俵に上がると盛り上がりも雰囲気も全然違った。役力士は１５日間この雰囲気の中で相撲を取っていて、精神力がすごいと思った」と重みを肌で感じた様子だった。

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