2025年度バレーボール女子日本代表チームのキックオフ記者会見が22日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、新主将に就任した石川真佑(ノヴァーラ)は、2028年ロサンゼルス五輪へ向けたスタートとなるシーズンへ「最初のシーズンなのでうまくいくこと、いかないこともあると思いますが、チームが一つになって良い方向に向かっていきたい」と言葉に力を込めた。

 真佑は東京・下北沢成徳高卒業後の19年に東レに加入し、同年に日本代表初選出された。

東レに在籍した22―23年のVリーグで日本人シーズン最多得点(735点)を記録。23~24年からイタリア1部・セリエAに戦いの場を移し、昨季はプレーオフ4強。個人でチームトップの計344得点を挙げ、CEV杯ではイタリア初タイトルを手にした。

 男子日本代表は兄・祐希(ペルージャ)が主将を務める。今回、きょうだいが同時に日本代表の主将を務めることになったが、真佑は「そこに関してはあまり深く考えていないです。きょうだいだからというより、一人のアスリートとして学ぶことはあります」と兄に尊敬のまなざしを向けた。

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