但馬ミツロ、自称「アフリカ最強のヘビー級ボクサー・ブラックボンバー」の挑発に「弱い犬ほどよくほえる」
前日計量をクリアしたハーバート・マトヴ（左）と但馬ミツロ（カメラ・石田　順平） 画像（1枚）

◆プロボクシング　▽ヘビー級８回戦　但馬ミツロ―ハーバート・マトヴ（２４日、インテックス大阪）

　前日本ヘビー級王者の但馬ミツロ（３０）＝亀田＝が２３日、大阪市内のホテルでハーバート・マトヴ（３０）＝ウガンダ＝とのヘビー級８回戦へ向け前日計量に臨み、但馬が１０９・８キロ、マトヴは９６・９キロだった。

　計量後のフェースオフでは、両者が頭をぶつけたままにらみ合い、プロモーターの元世界３階級制覇王者・亀田興毅ファウンダーが割って入る場面も。

計量後の会見では、舌戦を繰り広げた。

　身長１９３センチのマトヴは「ウガンダから来た、アフリカで最強のヘビー級ボクサーだ。対戦相手のミツロ選手には日本で悪夢を見せる」と挑発。但馬は、「倒します。ノックアウト。英語でどう表現するかわからないが、（通訳に）『弱い犬ほどよくほえる』と伝えてください」と落ち着いた表情で応答した。

　続けてマトヴは「自分はブラックボンバーというニックネーム通り勇敢に戦いたい」と話すと、マイクを手にいきなり立ち上がり「ジャパン、俺はブラックボンバーだ。俺が最強の選手だと証明するためにここに来た。相手を破壊する強い気持ちで日本に来たんだ」と声を荒らげた。

　これを受け、但馬は「リングに入れば、拳２つで会話をするのが楽しみ。そこに逃げ場はないし、今の発言を後悔するんじゃないかなと思っている」と冷静な姿勢を崩すことなく話した。

　戦績は但馬が１３戦１２勝（１０ＫＯ）１敗、マトヴが６勝（５ＫＯ）１敗。

　試合は、ＡＢＥＭＡで無料ライブ配信される。

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