◆大相撲夏場所13日目(23日、東京・両国国技館)
東前頭7枚目・伯桜鵬(伊勢ケ浜)と、東前頭9枚目・安青錦(安治川)の今場所を沸かせた同士の一番は、安青錦が寄り切り、9勝目とした。当たりながら左でまわしを取り、出し投げで相手の体勢を崩し、そのまま押し切った。
10日目に小結・若隆景(荒汐)、11日目には大関・琴桜(佐渡ケ嶽)、12日目は関脇・大栄翔(追手風)と3連敗し、上位の壁にはね返された。だが、頭を下げて低い姿勢で押し続ける取り口を徹底している。先場所の新入幕で11勝を挙げ、2場所連続の2ケタ勝利に、あと1勝とした。