◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 第2日(23日、愛知・中京GC石野C=6642ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、73位で出たルーキーの都玲華(大東建託)は6バーディー、3ボギーの69で回り、通算2アンダーの36位につけた。

 前半ラストの9番で3パットのボギーをたたいた直後だった。

10番は2・5メートル、11番は12メートル、13番は6メートル、13番は2・5メートルのパットをねじ込んで「人生初」という4連続バーディー。続く14番は「しょうもないボギーを打っちゃった。盛り上がったところでガ~ンとなった」とスコアを1つ落としたが、「全体的に60台で回れて、予選も通れて第1関門クリアかな」と声を弾ませた。

 先週は台湾で下部ツアーの大会に出場して帰国後、37度を超える高熱に見舞われた。鼻水と頭痛に苦しんだが「今日は鼻をずっとかんでたけど、逆に頭が重くていつもよりバランスが取れてた。いつも脳みそ空っぽだから、ちょうどいい(笑い)」。独特な表現で笑い飛ばした。22日夜は午後8時半頃に就寝し「ほぼ12時間くらい寝た」と休養十分でビッグスコアをたたき出した。

 週末に向けて「1打でも多く伸ばして、ポイントを稼ぎたい」と見据えた。2週前の今季メジャー初戦、ワールドレディスサロンパスカップで8位の好成績。「中盤戦に出られることになったので、ポイントいっぱい稼いでシード取りたい」と目標を掲げた。

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