5月24日の東京5R・3歳未勝利戦(芝2000メートル=17頭立て)は、2番人気のシュネルケーニヒ(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キズナ)が、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。21年のNHKマイルCを制したG1馬シュネルマイスターの半弟という血統。

勝ち時計は1分59秒7(良)。

 内の3番枠から道中は中団8番手に構えた。直線の入り口でスムーズに外へ持ち出すと、鞍上のアクションに応えて加速。抜け出してから最後は流す余裕を見せて、2着のアリスメティークに3馬身差をつける完勝だった。

 レーン騎手は「まだデビュー2戦目なので、若さをすごく感じましたが、そのなかで単純に能力で勝てました。幼い面を使いながら解消できれば、良くなってくると思います」と、素質の高さを評価した。

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