横浜FMが24日、第18節の鹿島戦(25日・日産)に向けて神奈川・横須賀市内で全体練習を行った。

 21日の神戸戦(1●2)でクラブワーストの7連敗&11戦未勝利となり、今節迎えるのは7連勝中で首位の鹿島だ。

この日、公開された練習の冒頭ではアップやパス練習などが行われ、その後は非公開で調整した。

 前試合から自陣でボールを失うリスクを極力減らすために後ろからボールをつながず、ロングボール主体の攻撃にシフトチェンジ。勝利はつかめなかったものの、一定の成果は見えた一戦だった。対照的な成績で迎える一戦となるが、キスノーボ監督は「相手がどうこうより、我々がとにかく成長し続けることに重きを置いていますし、前節の試合は自分が見た中では今シーズンベストの試合だったと思います。アグレッシブさはより出ている。失点は防げる部分もあったが、得点のチャンスも作れたと思っている。よかった部分をとにかく続けて出していけるかが大事。選手たちが表現してくれれば」と話した。

 両チームはともにJ創設時の10クラブ「オリジナル10」のメンバーでJ2降格経験がない。リーグ戦の通算成績は鹿島の35勝8分け27敗で、今回が33年連続71度目の対戦となる。

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